20世紀西洋人名事典 「カール・G.ノイマン」の解説
カール・G. ノイマン
Carl Gottfried Neumann
1832.5.7 - 1925.3.27
ドイツの数学者,理論物理学者。
元・バーゼル大学教授,元・チュービンゲン大学教授,元・ライプチヒ大学教授,ベルリンアカデミー会員。
ケーニヒスベルク生まれ。
バーゼル大学、チュービンゲン大学を経て、1869年からライプチヒ大学で基礎数学を教える。1863年ファラデー効果の理論的説明を行い、論文「光の偏光面の磁気回転」を発表した。1870年に等差中項の解法を研究し、ポテンシャル論を完成したほか、電気理論、レンズ系光学においても業績を残している。父は物理学者のF.E.ノイマン。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報