普及版 字通 の解説
13画
[字訓] たのしみ・かちどき
[説文解字]
[字形] 形声
声符は豈(がい)。豈は凱旋するときの鼓楽の器。鼓上に羽飾りを樹てている形で、・凱の初文。〔説文〕は豈部五上に「康(たの)しむなり」、心部十下に重出して「樂しむなり」という。
[訓義]
1. たのしむ、やわらぐ。
2. かちどき、かちいくさのおんがく。
3. と通じ、ひらく、あきらか。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヨロコブ・タノシブ・スヱ・ヤスシ・ヤハラカ 〔字鏡集〕 タノシ・ヨロコブ・ヤスシ・ヤハラク・ヤハラカナリ・スヱ
[熟語]
歌▶・楽▶・献▶・至▶・捷▶・切▶・旋▶・惻▶・直▶・悌▶・弟▶・風▶・予▶
[下接語]
燕・和
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報