がくん(読み)ガクン

デジタル大辞泉 「がくん」の意味・読み・例文・類語

がくん

[副]急に強い衝撃を受けるさま。また、急に、折れ曲がったり、はずれたり、大きく数量が減ったりするさま。「自動車がくんと止まる」「ひざががくんとなる」「客足がくんと減る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がくん」の意味・読み・例文・類語

がくん

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることが多い ) 物が急に動いたり、揺れたり、はずれたりするさま。また、衝動を受けて、人が急に弱るさまや、ある物事段階が急に落ちるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「首がガクンガクンするほど体を揺(ゆす)ぶった」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴本性)
    2. 「てれて、がくんとあごをひき」(出典:堅塁奪取(1950)〈福田恒存〉)

がくんの補助注記

「がくり」に比べると、やや衝動が強く、また急な場合を表わしている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む