日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガスビュレット」の意味・わかりやすい解説 ガスビュレットがすびゅれっとgas burette ガス分析で気体の体積を測定するのに用いられる器具。体積読み取り用の目盛りを刻んだガラス管(ビュレット)と水準管からなり、両者をゴム管でつなぎ、内部は水、適当な水溶液、あるいは水銀で満たす。ガスを目盛り管に導入し、コックを閉じてから目盛り管と水準管の液面をあわせ目盛りを読み取る。室温、大気圧下での体積を、温度、圧力、満たした液の蒸気圧について補正すれば気体の量が求められる。[岩本振武] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例