デジタル大辞泉
「がた」の意味・読み・例文・類語
がた
機械や人間のからだなどが時間を経て、あちこちぐあいが悪くなること。「愛車にがたがくる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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がた
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 「がたが来る」の形で用いることが多い ) 機械などの不調をいう俗語。また比喩的に、組織・健康などの不安定な状況についてもいう。
- [初出の実例]「白い手の地主」(出典:日本の土(1955)〈読売新聞社会部〉)
- [ 2 ] 〘 造語要素 〙 音を立てて揺れ動いたり、ふるえたりするさま、また、組織などの状況が不安定なさまにいう。「がたつく」「がた馬車」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のがたの言及
【耐震構造】より
… 五重塔は古来地震で倒れたという記録がない。その耐震性は第1に,心柱が上から下まで貫通していて,五つの層に同じような変形を強制し,どこかの層が局部的に倒壊するのを防止しており,同時に周期を長くしていること,第2に塔を構成している柱,なげし,斗肘木(ますひじき)などの部材が相互に緩く結合されていて,いわゆる〈ガタ〉によってエネルギーを吸収していることと考えられる。つまり長周期であり,かつ粘り(この場合正確には減衰)も大きい構造物であるといえる。…
※「がた」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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