がぶりがぶり

精選版 日本国語大辞典 「がぶりがぶり」の意味・読み・例文・類語

がぶり‐がぶり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「かぶりかぶり」とも。「と」を伴って用いることもある )
  2. 酒、水などを、大口に、音を立てて何度も飲むさま、また、その音を表わす語。
    1. [初出の実例]「がぶりがぶり呑む計り能ぢゃアねへ」(出典:滑稽本・和合人(1823‐44)初)
  3. 水などを大きくかきまわすさま、また、その音を表わす語。
    1. [初出の実例]「ガブリガブリと肥溜(こひだめ)攪き廻す権作の鼻歌がのどかに響く」(出典良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android