がらっと(読み)ガラット

デジタル大辞泉 「がらっと」の意味・読み・例文・類語

がらっ‐と

[副]
引き戸などを勢いよく開ける音を表す語。「がらっと戸を開ける」
物が一瞬うちにくずれる音を表す語。「ブロックががらっとくずれる」
事態が急に、すっかり変わるさま。「顔つきががらっと変わる」

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精選版 日本国語大辞典 「がらっと」の意味・読み・例文・類語

がらっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 戸、障子などを勢いよく、また、いきなり引きあける音を表わす語。
    1. [初出の実例]「ガラッと戸を明けて」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉三)
  3. 様子がまったく変わるさまを表わす語。からっと。
    1. [初出の実例]「肖像はよく貼並べたものだが、がらっと其人物が違って居る」(出典:少年行(1907)〈中村星湖〉一九)

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