百科事典マイペディア 「ガルガンチュア」の意味・わかりやすい解説 ガルガンチュア ラブレーの物語。1534年作。《パンタグリュエル》の続作で,通称〈第一之書〉。パンタグリュエルの父ガルガンチュアの受けた新教育,ピクロコル王との戦い,テレームの僧院建立などが物語の中心。中世の伝説を滑稽譚(こっけいたん)に仕立て上げながら政治,宗教を風刺し,自由なルネサンス思想を高唱。《パンタグリュエル》と合わせて《ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語》と総称。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報