普及版 字通 「キ・アイ・イ・ああ」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] ああ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は矣(い)。矣に(き)の声がある。〔説文〕三上に「惡(にく)むべきの詞なり」とあり、今の州語にも失意嘆のときこの語を発するという。矣は厶(し)((すき))に矢を加えて祓う意の字で、そのときのかけ声を矣・・欸という。
[訓義]
1. ああ、なげく。
2. 応答の声、はい。
3. しいて、むりに。
4. 喜・と通じ、わらいたのしむ。
[古辞書の訓]
〔立〕 カタラフ
[語系]
・・喜・・xiは同声。喜怒につれて自然に発する語で、感動詞となる。
[熟語]
▶・笑▶・詒▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報