キクゴボウ(読み)きくごぼう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キクゴボウ」の意味・わかりやすい解説

キクゴボウ
きくごぼう / 菊牛蒡
[学] Scorzonera hispanica L.

キク科(APG分類:キク科)の多年草。ヨーロッパ中南部原産。西洋ゴボウのバラモンジンサルシフィー)に対して、花が黄色いのでキバナバラモンジンの名もある。成長すれば茎は高さ約80センチメートル、根は30センチメートルに達するが、若い葉をサラダに、根は肉類といっしょに煮て食べる。なお、ゴボウアザミのこともキクゴボウとよぶ場合がある。

[星川清親 2022年2月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

ぐんまちゃんの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android