日本大百科全書(ニッポニカ) 「キバナバラモンジン」の意味・わかりやすい解説 キバナバラモンジンきばなばらもんじん / 黄花婆羅門参Goat's beard[学] Tragopogon pratensis L. キク科(APG分類:キク科)の二年草。キバナムギナデシコ、バラモンギクともいう。ヨーロッパ、西アジア原産で、明治時代初期に帰化したが、現在では牧場などにまれにみられる。バラモンジンに似るが、頭花はバラモンジンの紫色に対し黄色で、初夏に開花し、根は食用になる。なお、この和名はキクゴボウをさすこともある。[森田龍義 2022年2月18日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例