キシュクンフェーレジハーザ(英語表記)Kiskunfélegyháza

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

キシュクンフェーレジハーザ
Kiskunfélegyháza

ハンガリー中部の都市。ドナウ,ティサ両河間の平野の中心地の一つ。ブダペストと南部国境のセゲドとを結ぶ鉄道,道路交通の要地で,周辺の農産物集散地。 14世紀にクマノイ族が入植した小クマニア (キシュクン) 地方の要地であったが,16世紀のオスマン帝国軍の侵入で破壊され,18世紀中頃以降マジャール人の町として再建された。人口3万 4128 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android