キドウェル石(読み)キドウェルせき

最新 地学事典 「キドウェル石」の解説

キドウェルせき
キドウェル石

kidwellite

化学組成x≈0.33)の鉱物単斜晶系,空間群P2/c,格子定数a2.0117nm, b0.5185, c1.3978, β107.07°,単位格子中2分子含む。針状~板柱状結晶の放射状ないし花弁状集合。緑黄~黄色,半透明,絹糸光沢劈開{100}に完全。硬度3,比重3.3。薄片では無色,屈折率α1.787, β1.800, γ1.805, 2V(-)大。リンに富む珪質岩やペグマタイト中にロックブリッジ石デュフレン石などと産出。日本では茨城県新治郡千代田町雪入のリンペグマタイトから少量産した。名称は米国の地質学者A.L.Kidwellにちなむ。

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