キャイ(その他表記)CAI

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キャイ」の意味・わかりやすい解説

キャイ
CAI

コンピュータを応用した自動教育システム。 computer aided instructionの頭文字をとってキャイ CAIという。コンピュータとこれにオンラインで接続された多数の教育用端末装置で構成される。コンピュータにはあらかじめ教師が教育用プログラムを記憶させておき生徒が端末装置を利用してコンピュータから提示される指示に従って学習を行う。生徒のひとりひとりが自分の能力に応じた個別教育を受けられる点に特徴がある。端末装置には CRT表示装置,スライドプロジェクタ,音声出力装置などが使用されている。教育用プログラムは,教科を細かなステップに分解し,生徒に一つのステップを理解させたのち,問題を与えてその理解の程度を測定して次のステップに進むという,いわゆるプログラム学習手法がとられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のキャイの言及

【プサントレン】より

…プサントレンに似た制度はすでにイスラム到来以前に成立していた。サントリとなる者は,モスクや私宅で行われる初歩のイスラム教育にあきたらず,師(キヤイまたはグル)を求めて遠方に旅し,師の近くに庵を建てて住み,師の教えを講堂で聴き,モスクで祈りをあげ,禁欲的な日常生活を過ごしながら,一種のコミュニタスを形成する。学習内容や修業期間は一定の決りがなく,塾・個人ごとにかなりの差がみられ,サントリ数も20人くらいから500人以上に及ぶものまでまちまちである。…

※「キャイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む