普及版 字通 「キュウ・まいない」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] まいない
[説文解字]
[字形] 形声
声符は求(きゆう)。〔説文〕六下に「財物を以て法を枉(ま)げ、相ひ謝するなり」、また「一に曰く、質(ち)を戴するなり」という。「枉法相謝」はいわゆる受枉法で収賄の罪。質も請託のために送るものをいう。金文に「贖求」という語があり、贖罪して原状の回復を求めることをいう。
[訓義]
1. まいない、まいないする。
2. たのむ、もとめる。
3. つぐなう。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 尓(にへ)、、豆止(つと)〔名義抄〕 ウク・マヘ・ツト 〔立〕 マヘ・マユ・ナヒツト・タカフ・マヒナハシム 〔字鏡集〕 アカフ・ウク・ニヘ
[熟語]
謁▶・貨▶・官▶・謝▶・餉▶・託▶・紋▶・賂▶
[下接語]
行・受・請・争
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報