キルヒハイマー(その他表記)Kirchheimer, Otto

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キルヒハイマー」の意味・わかりやすい解説

キルヒハイマー
Kirchheimer, Otto

[生]1905. ハイルブロン
[没]1965.11.22. バージニア,アレクサンドリア
ユダヤ系ドイツ人でアメリカの政治学者。 1924~28年ミュンスター,ケルンベルリン,ボン各大学で M.シェーラー,R.スメント,H.ヘラー,C.シュミットらから法学,政治学を学ぶ。また社会民主党員として理論活動を展開。 33年フランスに亡命。 34年にフランクフルト社会研究所のパリ支部に参加。 37年にアメリカに亡命。ヒトラーの政権掌握下,ニューヨークに拠点を移していた社会研究所の準研究員となる。その後国務省研究員,新社会研究学院教授,コロンビア大学教授などを歴任ナチズムについての研究や,政治や社会の現実と法との連関についての研究で知られる。主著『政治的正義』 Political Justice: the use of legal procedure for political ends (1961) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む