連関(読み)レンカン

デジタル大辞泉 「連関」の意味・読み・例文・類語

れん‐かん〔‐クワン〕【連関/×聯関】

[名](スル)
互いにかかわり合っていること。関連。「形式内容とは相互に―している」
連鎖れんさ2
[類語]つながり関連連係連鎖連帯コンビネーション関係相関関与交渉かかわり結び付き掛かり合い引っ掛かり絡み当該当事掛かりっきり関するかかわるかかまつわるかかずらあずか絡む掛かり合う関わり合う巡るかまける

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精選版 日本国語大辞典 「連関」の意味・読み・例文・類語

れん‐かん‥クヮン【連関・聯関】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) かかわりあうこと。かかわりあってつながること。また、その関係。関連。
    1. [初出の実例]「母親の死が人類一般の死と相聯関して居て」(出典:生(1908)〈田山花袋〉二五)
  3. リンケージ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「連関」の意味・わかりやすい解説

連関(哲学)
れんかん
Zusammenhang ドイツ語

哲学の用語法では、実在的連関、意味連関というように、物質的あるいは精神的なさまざまな領域において個々の部分や要素一定の緊密な結合関係にもたらされたところに成立する統一をいう。しかもそれは各要素間の単なる連合や集合的総和ではなくて、それ自身独自の意義と機能とを有する統合、つまり自立性と必然性を具備した一つの新しい全体を意味する。この術語はとりわけディルタイの生の哲学において重要な役割を演じているが、現代の心理学、言語学、社会学などにおいても同種概念が広く使用されている。

伊東祐之


連関(生物)
れんかん

連鎖

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