化学辞典 第2版 「ギトキシン」の解説
ギトキシン
ギトキシン
gitoxin
C41H64O14(780.94).ゴマノハグサ科ジキタリスDigitalis purpurea L.,D.lanata Ehrh.の葉から抽出される二次配糖体.酸加水分解で1 mol のギトキシゲニンと3 mol のジギトキソースを与える.無色の硬い柱状晶(クロロホルム-メタノール混液).分解点285 ℃.+3.5°(ピリジン).クロロホルム,アセトンに不溶,ピリジンに可溶.強心作用がある.LD50 0.49 mg/kg(ネコ).[CAS 4562-36-1]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報