現代外国人名録2016 「ギドブッフバルト」の解説
ギド ブッフバルト
Guido Buchwald
- 職業・肩書
- サッカー指導者
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1961年1月24日
- 出生地
- 西ドイツ・ロイトリンゲン(ドイツ)
- 受賞
- Jリーグ最優秀監督賞〔2006年〕
- 経歴
- 1969年SVバンバイルでサッカーを始める。ユース時代はFWだったが、17歳で守備的MFに転向。’78年シュツットガルター・キッカーズでプロデビュー。’83〜94年の11シーズンブンデスリーガのVfBシュツットガルトにDFとして在籍、’84年、’92年の2度リーグ優勝を経験。主将も務めた。’94年Jリーグの浦和レッズ(前身・三菱重工)に加入し、浦和やJリーグの発展に尽力。Jリーグ通算127試合出場。’97年10月帰国し、ドイツ2部のカールスルーエで2シーズンプレー。この間、ドイツ代表としては、’78年西ドイツ・ユース代表。’84年にA代表デビュー。同年、’88年欧州選手権出場、’92年準優勝。W杯は’90年イタリア大会、’94年米国大会に出場。イタリア大会では決勝でアルゼンチンのディエゴ・マラドーナを抑えて西ドイツ優勝の陰のMVPといわれ、その名を世界に知らしめた。米国大会はベスト8。代表通算74試合出場。’99年現役を引退。カールスルーエ強化担当を経て、2002年7月浦和レッズとアドバイザリー契約を結び、2004年1月監督に就任、浦和を初のステージ優勝に導く(年間2位)。2005年度天皇杯優勝。2006年Jリーグ発足以来14年目で浦和を初のリーグ優勝に導く。同年Jリーグ最優秀監督賞を受賞。同年度の天皇杯連覇を最後に監督を退任。同年6〜11月ドイツ2部のアーヘンを指揮。2006年のW杯ドイツ大会期間中は、開催都市シュツットガルトの親善大使を務めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報