20世紀西洋人名事典 「ギュンターラミン」の解説
ギュンター ラミン
Günther Ramin
1898.10.15 - ?
ドイツのオルガン奏者。
カールスルーエ生まれ。
ライプツィヒのトーマス学校でオルガンをカール・シュトラウベに師事、のちに音楽院でもオルガンはシュトウラベに、ピアノをタイヒミュラーに、音楽理論、作曲はクレールに学ぶ。1918年トーマス教会のオルガニスト、その後ゲヴァントハウス合唱団、ベルリン・フィルハーモニー合唱団などの指揮者を務める傍ら、オルガニスト、ハープシコード奏者としてヨーロッパ各地で活躍。’40年トーマス学校合唱長の地位を引き継ぐ。’50年バッハ死後200年祭を指揮、ドイツにおけるバッハ演奏の中心人物のひとりとなる。カール・リヒターも門下生。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報