世界の観光地名がわかる事典 「くさり橋」の解説 くさりばし【くさり橋】 ハンガリーの首都ブダペストにある橋。ブダペストのシンボルで、正式には「セーチェニくさり橋」と呼ばれる。ハンガリーの発展に大きく貢献したセーチェニ伯爵が私財を投じ、10年の歳月をかけて1849年に完成したことにより、ブダとペストが橋によって結ばれた。幅16m、長さが375mで、中央の石のアーチと鉄によって支えられ、橋の両側には4頭のライオンが装飾されている。第二次世界大戦でナチス軍によって破壊されたが、戦後に再建された。ドナウ川にかかる最も美しい橋といわれる。◇「鎖橋」とも書く。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報