鎖橋(読み)くさりばし

百科事典マイペディア 「鎖橋」の意味・わかりやすい解説

鎖橋【くさりばし】

ハンガリーの首都,ブダペストを〈ブダ〉と〈ペスト〉に分かつドナウ川にかかる,全長約400mの橋。セーチェニ伯爵の指示で10年もの工期をかけ1849年に完成,渡船でしか行き来できなかった不便が解消された。これにちなみ,橋の名称もセーチェニを冠するのが正式。第2次大戦ではドイツ軍によって破壊され,1949年に修復されている。その後1987年には,橋を含む川沿い一帯の建築物や景観が世界文化遺産に登録された。川中に石積みで作られた重厚な塔屋が2基あり,そこからチェーン(鎖)で桁を支えるつり橋構造。夜にはこれらがライトアップされ,橋を見下ろす丘の上に位置する王宮とともに,ブダペストを代表する景観をなす。

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