クマの被害

共同通信ニュース用語解説 「クマの被害」の解説

クマの被害

クマ市街地集落に出没し、人や農林業に与える被害。日本に生息するのは北海道のヒグマ本州四国ツキノワグマの2種類で、34都道府県に分布する。ツキノワグマの絶滅が危惧されている四国を除き、生息域が拡大し、人の生活圏に近づいている。山から人里へ下りて住宅街で餌を探す「アーバンベア(都市型のクマ)」も増えている。人口減少・高齢化に伴う耕作放棄地の拡大、放任果樹の増加など、中山間地での人の活動低下が背景にあると指摘されている。

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