ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クライエント・キングス」の意味・わかりやすい解説 クライエント・キングスclient kings 共和政期,帝政期のローマと親善・友好関係を結び,その支配体制に協力する盟邦諸国の王。それはローマがイタリアにおける同盟諸市との関係を帝国の周辺地域にまで拡大したものといえる。最初の盟邦王はシラクサのヒエロン2世で内政の自由を保持しつつ外交においてはおおむねローマの政策に従った。帝政期にはこれらの王は共和政期と同様に帝国の直接支配に適さない地域の支配をゆだねられていたが,事実上はローマ皇帝に臣属するものとみなされ,時期が熟すると,トラキア,ガラテア,ユダヤなどのように廃位され,その領土は帝国直轄領に編入された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by