クラサオ

百科事典マイペディア 「クラサオ」の意味・わかりやすい解説

クラサオ[島]【クラサオ】

2010年までオランダ領アンティルで最大だった島。キュラソー島ともいう。ベネズエラ産の原油を精製するシェル石油の精油所が1918年に設けられて以来石油精製に依存していたが,1957年海水の淡水化装置が建設され,観光業も発展している。また,1980年代からオフ・ショア・ビジネスも活発化している。特産キュラソー(酒)がある。1634年以来オランダ領。主都ウィレムスタット。2010年10月のオランダ領アンティル解体に伴い,単独自治領となる。444km2。14万1766人(2009)。
→関連項目キュラソー

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「クラサオ」の解説

クラサオ

キュラソー

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