クリスティアンツィマーマン(英語表記)Krystian Zimerman

20世紀西洋人名事典 の解説

クリスティアン ツィマーマン
Krystian Zimerman


1956 -
ポーランドのピアノ奏者。
ザブジェ生まれ。
1975年ショパン国際ピアノ・コンクールで最年少で優勝し、それ以来ヨーロッパ各地で活発な演奏活動を続けている。ショパンを主なレパートリーにしているが、モーツァルトブラームスなどの古典から近現代のポーランド音楽にも積極的に取り組み、また、ソリストとしてのリサイタルオーケストラとの共演にも力も入れている。透明で潤いのある明るい美音の持ち主で、’78年に初来日の際には、清新な演奏で日本の聴衆に強い感銘を与えた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android