クリストファーヒル(その他表記)Christopher R. Hill

現代外国人名録2016 「クリストファーヒル」の解説

クリストファー ヒル
Christopher R. Hill

職業・肩書
外交官 デンバー大学国際研究大学院院長 元米国国務次官補(東アジア・太平洋担当)

国籍
米国

生年月日
1952年

出生地
ロードアイランド州

学歴
ボウドイン・カレッジ経済学専攻,米国海軍戦争大学

勲章褒章
韓国修交勲章光化章

経歴
米国国務省に入り、旧ユーゴスラビア紛争などを担当。駐マケドニア大使、駐ポーランド大使、駐韓大使などを経て、2005年3月2期目のブッシュJr.政権で国務次官補(東アジア・太平洋担当)に就任。同年8月北朝鮮の核問題をめぐる6ケ国協議で米国首席代表を務める。2007年2月には同協議を再開し、朝鮮半島非核化に向けた合意文書を採択。6月米政府高官としては、2002年10月のケリー国務次官補以来約5年ぶりとなる訪朝を実施。2009年4月駐イラク大使を務めた。2010年よりデンバー大学国際研究大学院院長。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「クリストファーヒル」の解説

クリストファー ヒル
Christopher Hill


1912.2.6 -
英国の歴史学者。
元・オックスフォード大学ベーリオル・カレッジ学長。
ヨーク生まれ。
オックスフォード大学ベーリオル・カレッジに学び、1938年以降同カレッジフェロー、チューターを務める。’65〜78年同カレッジ学長、’78〜80年放送大学客員教授を歴任。「イギリス革命」(’40年)で、マルクス主義立場から、ブルジョア革命としてのピューリタン革命の世界史上に位置づけを究明し、イギリス革命の研究史に新たな局面を開く。他に「教会の経済問題」(’56年)、「イギリス革命の知的起源」(’65年)、「ミルトンとイギリス革命」(’77年)などの著書があり、革命史研究の第一人者となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android