現代外国人名録2016 「クルマンベクバキエフ」の解説
クルマンベク バキエフ
Kurmanbek Saliyevich Bakiyev
- 職業・肩書
- 政治家 元キルギス大統領
- 国籍
- キルギス
- 生年月日
- 1949年8月1日
- 出生地
- ソ連キルギス共和国ジャラルアバド州(キルギス)
- 学歴
- クイビシェフ総合技術大学(電気工学)卒
- 経歴
- 南部ジャラルアバド州の農村の出身。ソ連時代にクイビシェフ総合技術大学でコンピューターを学び、卒業後、電気機器などの工場で技術者や経営者として働く。ソ連末期の1990年、キルギスで初めての複数候補の選挙でコクヤンガク市第1書記に選出される。’91年のキルギス独立後、政治家として頭角を現し、’94年キルギス国家資産基副総裁、’97年チュイ州知事、ジャラルアバド州知事などを歴任。2000年12月アカエフ政権で首相に就任するが、2002年5月中国への一部領土引渡しをきっかけとする反政府デモに警官隊が発砲した事件に抗議し、辞任。2004年野党連合・国民運動の代表に転じる。2005年3月独裁化を強めたアカエフ大統領追放の立役者となり、大統領代行兼首相に。同年7月大統領選に当選、8月就任。2009年7月大統領再選。2010年4月大統領退陣を求めるデモ隊に対して警官隊が発砲し、首都ビシュケクは騒乱状態となり、政権が崩壊。国外に脱出し、辞任を表明した。キルギス語、ロシア語、ウズベク語に堪能。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報