クロップ機能(読み)くろつふきのう,くろっぷきのう

カメラマン写真用語辞典 「クロップ機能」の解説

クロップ機能

 ニコンD2Xで採用された機能のひとつで、画面の中央部だけを使って、読み出しを高速化して、連写性能を上げたもの。つまり、電子ズームデジタルズーム)で、画面をトリミングしてズーム効果を得るのと基本的には同じである。ただし、D2Xの場合、撮像素子全体では12.4メガという高画素のため、中央部をクロップしても、6.3メガ(630万画素)と普及タイプのデジタル一眼レフなみの画素数を持つ。これにより毎秒約8コマの連写性能を得ているわけである。ただし、画面中央部だけを使うため、全視野と区別するために、ファインダー内には撮影範囲を示す赤いフレームが表示されるスクリーンを使う。なお、クロップは英語cropで、 トリミング と同じ意味である。

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