クロム苦土鉱(読み)クロムくどこう

最新 地学事典 「クロム苦土鉱」の解説

クロムくどこう
クロム苦土鉱

magnesiochromite

化学組成MgCr2O4の鉱物。立方晶系,空間群Fd3m, 格子定数a0.8277nm, 単位格子中8分子含む。ふつう粒状~塊状,まれに八面体結晶。黒色,不透明,金属光沢,条痕暗褐色。劈開なし。硬度5.5, 比重4.4。ときに弱い磁性がある。反射光で灰色,内部反射赤褐色,多色性・異方性なし,反射率11~12%。スピネルグループで,クロム鉄鉱と完全固溶体を形成。また,磁鉄鉱・スピネル成分を固溶するのが普通。主に蛇紋岩化された超苦鉄質岩に磁鉄鉱などとともに広く産するが,端成分に近いものはほとんどみられない。名称は化学組成による。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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