クロム酸ナトリウム(読み)クロムサンナトリウム

デジタル大辞泉 「クロム酸ナトリウム」の意味・読み・例文・類語

クロムさん‐ナトリウム【クロム酸ナトリウム】

クロム鉱をソーダ灰混合して焙焼ばいしょうし、水で抽出して得られる黄色の結晶。水に溶け、強い酸化剤顔料製造染色などに用いる。

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関連語 焙焼 名詞

精選版 日本国語大辞典 「クロム酸ナトリウム」の意味・読み・例文・類語

クロムさん‐ナトリウム【クロム酸ナトリウム】

  1. 〘 名詞 〙 ( ナトリウムは[ドイツ語] Natrium ) クロム酸のナトリウム塩。化学式 Na2CrO4・10H2O 黄色、潮解性のある単斜晶系結晶。クロム鉱物とソーダ灰を混合、溶融し、水で抽出させてつくる。クロム顔料の製造、鉄の腐食・さび止めなどに用いられるほか、染色、写真、有機合成などの酸化剤にも用いられる。

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