クロリトイド片岩(読み)クロリトイドへんがん(その他表記)chloritoid-schist

最新 地学事典 「クロリトイド片岩」の解説

クロリトイドへんがん
クロリトイド片岩

chloritoid schist

クロリトイド主成分鉱物の一つとする結晶片岩粘板岩。クロリトイドは,雲母類,緑れん石,緑泥石よりAlとFeに富むので,AlとFeに富むラテライト質の泥質岩に限って産出する。緑色片岩相程度の広域変成作用や接触変成作用で生成(パイロフィライト+緑泥石→クロリトイド+石英+H2O)。温度上昇で十字石を生じる(クロリトイド+石英→十字石+ざくろ石+H2O)。日本では宇奈月結晶片岩,日立変成帯,遠野変成帯に産する。オットレ石片岩(ottrelite schist)と呼ばれていたものの多くはクロリトイド片岩。オットレ石はクロリトイド族のうちMnに富むまれな鉱物

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関連語 正夫 岩崎

岩石学辞典 「クロリトイド片岩」の解説

クロリトイド片岩

低度および中度の泥質片岩で,相対的にFeOおよびAl2O3に富み,K2Oが乏しい[Hunt : 1861, Harker : 1932].ハーカーはクロリトイドをストレス鉱物(stress mineral)に含めたが[Harker : 1939],クロリトイドは構造運動後に結晶として産出.

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