日本大百科全書(ニッポニカ) 「クワガタ」の意味・わかりやすい解説 クワガタくわがた / 鍬形 クワガタムシ科の昆虫類をさす一般的な名称。この類は、種の和名がすべて「○○○クワガタ」と名づけられているので、一般に「ムシ」を省いて「クワガタ」と呼ばれることが多い。世界に約1200種、日本には35種が生息している。日本産の種類は、カシ、クヌギ、ナラ、ヤナギなどにおり、よく樹液に集まる。大形種にはオオクワガタやミヤマクワガタがあり、雄の体長は70ミリメートルにも達する。それより小形で各地でよくみかけられるものに、ノコギリクワガタ、コクワガタなどがある。[中根猛彦][参照項目] | クワガタムシ クワガタムシのおもな種類〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例