グアノシン三燐酸(読み)グアノシンサンリンサン

デジタル大辞泉 「グアノシン三燐酸」の意味・読み・例文・類語

グアノシン‐さんりんさん【グアノシン三×燐酸】

グアノシンの糖部分であるリボースに3分子のリン酸が結合したもの。生体内に広く分布する、ヌクレオチド一種リボ核酸RNA合成の前駆物質となるほか多糖類生合成にも用いられる。G蛋白質と結合して、細胞内での信号伝達に関与する。GTP(guanosine triphosphate)。→グアノシン二リン酸

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android