20世紀西洋人名事典 「グスタフシュモラー」の解説
グスタフ シュモラー
Gustav von Schmoller
1838 - 1917
ドイツの経済学者。
元・ベルリン大学教授。
ビュッテンベルク生まれ。
チュービンゲン大学で学ぶ。1864年ハレ大学経済学教授。シュトラスブルグ大学教授を経て、’82年ベルリン大学教授となる。’73年A.ワーグナー、L.ブレンターノと社会政策学会創立。’78年「国家学・社会科学研究双書」創刊。後シュモラー年報と呼ばれる「立法・行政および国民経済のための年報」を編集。「19世紀ドイツ小工業の歴史」で名声を得る。新歴史学派の創始者。倫理的・実践的性格を帯び、補助科学としての経済史や心理学の援助を取り入れ、総合的社会科学をめざす。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報