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経済史 けいざいしeconomic history

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

経済史
けいざいし
economic history

人類の経済的発展,発達の歴史そのものが経済史であり,その歴史過程の研究方法を経済史学という。経済史学は歴史学の発達および周辺諸科学の発達と密接な関連をもちつつも,経済理論の影響を強く受けて発展してきたので,その方法,課題は,それぞれの時代における経済学の方法と課題によって規定されているといっても過言ではない。経済史学は,(1) ドイツ歴史学派の国民経済学の立場に立つ経済史,(2) マルクス経済学あるいは唯物史観に基づく経済史,(3) 近代経済学,特に経済成長理論との関係において,第2次世界大戦後急速に発展してきた経済成長史学,など3つの系列がおもなものであったが,数量経済史研究の進展,アナール学派を中心とした社会史研究の方法や世界システム論的アプローチの影響などによって新たな方向が模索されている。

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デジタル大辞泉の解説

けいざい‐し【経済史】

経済の発展過程および経済現象とその他の社会現象との関連の沿革史。

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大辞林 第三版の解説

けいざいし【経済史】

経済の発展の歴史。また、経済現象の歴史性を考察する学問分野。

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世界大百科事典内の経済史の言及

【経済史学】より

…経済史学は,現実の歴史過程を構成する多様な文化領域のなかから,経済という一領域に属する事象をとりだし,経済発展の歴史過程と,経済現象がもつ歴史性を,その他の文化諸事象との関連において解明することによって,人間文化の発展を根底から理解するための重要な一視座を提供し,かつ,そのような理解を背景に,究極的には〈歴史としての現代〉における経済のあり方と,そのわれわれに対する意味を把握するのに役立とうとする学問分野である。 人間諸個人は社会をなして生産し,それによって諸個人の消費欲求が充足され,社会全体の物質的新陳代謝すなわち経済が営まれてきた。…

※「経済史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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