グラトン鉱(読み)グラトンこう

最新 地学事典 「グラトン鉱」の解説

グラトンこう
グラトン鉱

gratonite

化学組成Pb9 As4S15,グラトン鉱族の鉱物。三方晶系,空間群R3m, 格子定数a1.7758nm, c0.7807, 単位格子中3分子含む。鉛黒色,金属光沢,c軸に伸長した柱状結晶。反射光で白色。劈開なし,硬度2.5, 比重6.22(測定値),6.17(計算値)。鉱脈鉱床やザンビア・カッパーベルトから黄鉄鉱・閃亜鉛鉱・安四面銅鉱・硫砒銅鉱・ヨルダン鉱・鶏冠石・ハッチンソン鉱とともに産出。青森県湯ノ沢鉱山から報告がある。米国,Harvard大学のL.C.Graton(1880~1970)にちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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