グランダルシュ

デジタル大辞泉 「グランダルシュ」の意味・読み・例文・類語

グラン‐ダルシュ(Grande Arche)

フランスパリ西郊の都市再開発地区、ラデファンスにある超高層ビル。その門のような形状から、日本では新凱旋門とも呼ばれる。ルーブル宮殿からコンコルド広場凱旋門を結ぶ延長線上に位置し、同地区のシンボル的な建物として知られる。

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世界の観光地名がわかる事典 「グランダルシュ」の解説

グランダルシュ【グランダルシュ】

フランスの首都パリ近郊の都市再開発地区(副都心)、ラデファンス(La Defense)にある超高層ビル群の一つ。側面内部が全面ガラス張りのほぼ立方体をした建物(幅108m、高さ110m、奥行き112m)で、真ん中に巨大な空間があり門のような形になっている。一見モニュメントのように見えるが、超高層のオフィスビルである。こうした門のような形をしていることと、カルーゼル凱旋門エトワール凱旋門の2つの門の延長線上に位置していることから、日本では「新凱旋門」とも通称されている。この建物の最上階(35階)には展望台があり、パリの新しい観光名所になっている。◇現地名は「Le Grande Arche de la Defense」。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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