フランスの首都パリ近郊の都市再開発地区(副都心)、ラデファンス(La Defense)にある超高層ビル群の一つ。側面と内部が全面ガラス張りのほぼ立方体をした建物(幅108m、高さ110m、奥行き112m)で、真ん中に巨大な空間があり門のような形になっている。一見モニュメントのように見えるが、超高層のオフィスビルである。こうした門のような形をしていることと、カルーゼル凱旋門とエトワール凱旋門の2つの門の延長線上に位置していることから、日本では「新凱旋門」とも通称されている。この建物の最上階(35階)には展望台があり、パリの新しい観光名所になっている。◇現地名は「Le Grande Arche de la Defense」。