最新 世界スポーツ人名事典 「グレッグハルマン」の解説
グレッグ ハルマン
Greg Halman
大リーグ
生年月日:1987年8月26日
国籍:オランダ
出生地:ハーレム
経歴:野球選手だった父の英才教育を受ける。2003年16歳で母国オランダ・プロリーグのキンヘイムに所属、1年目で三塁打王のタイトルを獲得。同年米大リーグのツインズと契約するが後に撤回し、2004年マリナーズに入団。マイナーリーグで2007年より4年連続で20本塁打以上を放ち、2008年マリナーズのマイナーMVPを獲得。2010年3Aパシフィックコースト・リーグで2位の33本塁打をマークした。2010年9月メジャー初昇格し、オランダ出身者では5人目のメジャー選手となる。2011年6月からメジャーに定着し、35試合で打率.230、2本塁打、6打点をマーク。イチロー外野手とも右中間コンビを組み、将来の4番候補にも挙がっていたが、同年11月オランダに帰省中、音楽の騒音を巡る兄弟げんかが原因で弟に刺殺された。大リーグ通算成績は、44試合出場、打率.207、2本塁打、9打点。オランダ代表の中心選手としても活躍し、2007年欧州選手権でオランダの優勝に貢献。2009年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では2次リーグ進出の原動力となった。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報