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グレート・ソルト・レーク(読み)ぐれーとそるとれーく(その他表記)Great Salt Lake

翻訳|Great Salt Lake

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

グレート・ソルト・レーク
ぐれーとそるとれーく
Great Salt Lake

アメリカ合衆国、ユタ州北部にある浅い塩湖南北約120キロメートル、東西90キロメートル、面積4700平方キロメートル。1824年にブリッジャーによって初めて探検された。流入する河川はおもに東方のワサッチ山脈に発するベア川、ウェーバー川、ジョーダン川で、海洋と通じる河川のない完全な内陸湖である。塩分濃度は200~270。1890年にこの地帯を調べたギルバートは過去に広大な湖ボンネビル湖があったことを明らかにした。現在の湖はその名残(なごり)にすぎず、周囲に4段の更新世(洪積世)の湖岸線が残る。最上段は現湖面より300メートル近く高い。周辺は放牧地で、乾燥地であり、東岸一帯に農地が開けソルト・レーク・シティやオグデン市がある。1903年より大陸横断鉄道が湖上を横断している。

[鶴見英策]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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