現代外国人名録2016 の解説
グロリア・マカパガル アロヨ
Gloria Macapagal Arroyo
- 職業・肩書
- 政治家,経済学者 フィリピン下院議員 元フィリピン大統領
- 国籍
- フィリピン
- 生年月日
- 1947年4月5日
- 出生地
- マニラ
- 学歴
- アサンプション大学,アテネオ・マニラ大学経済学修士課程修了,フィリピン大学大学院経済学博士課程修了,ジョージタウン大学(米国)
- 学位
- 経済学博士
- 経歴
- 父はディオスダド・マカパガル第9代大統領。留学先の米国ジョージタウン大学ではクリントン元米国大統領の同級生。フィリピン大学経済学教授(1977〜87年)をしていたときコラソン・アキノ大統領(当時)に請われて、’87年貿易産業省に入り、’89〜92年貿易産業次官を務める。’92年フィリピン民主の戦い(LDP)から上院議員に当選。経済政策通と人気女優のノラ・オノールに似た容姿を売り物に人気を集め、’95年上院議員選ではトップで再選。世界貿易機関(WTO)加盟や経済改革法案を多数成立させる。’98年1月与党のラカス・NUCDに入党、5月副大統領選に出馬し当選、6月就任。のちエストラダ大統領の違法賭博収益金収受疑惑などに抗議し、2000年10月兼任していた社会福祉開発相を辞任。2001年1月エストラダ大統領が辞表を提出したことを受け、大統領就任を宣言、同月正式に就任。フィリピン史上初の親子2代の大統領となり、女性としてはアキノ元大統領に続き2人目。2004年5月の大統領選に再選、6月2期目就任。2010年6月任期満了で退任。同年5月下院議員に当選。2011年11月選挙法違反容疑で逮捕。2012年10月横領容疑で再逮捕。2013年5月下院議員に再選。弁護士の夫との間に二男一女がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報