ケイトブッシュ(英語表記)Kate Bush

現代外国人名録2016 「ケイトブッシュ」の解説

ケイト ブッシュ
Kate Bush

職業・肩書
シンガー・ソングライター

国籍
英国

生年月日
1958年7月30日

出生地
ケント州ベクスレーヒース

勲章褒章
CBE勲章〔2013年〕

経歴
10歳の頃から父についてピアノの手ほどきを受け、グラマー・スクール時代には作詞バイオリン歌唱の練習も始める。15歳で音楽の道に進むため、学校を中退。1975年兄らとバンドを結成し、’76年には前衛舞踏家のリンゼイ・ケンプの下でパントマイムを修行した。’77年ピンク・フロイドのデーブ・ギルモアにスカウトされ、シングル「嵐ケ丘」でデビュー。これが4週連続で全英1位に輝き、’78年に発表されたファーストアルバム天使と小悪魔」も大ヒットし、売上げは40万枚を数えた。アイルランド人の母を持ち、自身も少女時代からアイリッシュ・ミュージックに親しんできたこともあって、アイリッシュの影響が濃い作風で知られ、加えてハイ・トーン・ボイスと神秘的なキャラクターで注目を集めたが、’80年以降は自宅にプライベート・スタジオを設けて作曲に励み、自らアルバムをプロデュースするなど、独自の音楽活動を展開。’89年6枚目のアルバム「センシュアル・ワールド」からは米国大手レコード会社からも発売されるようになり、母の死を挟んで発表された’93年のアルバム「レッドシューズ」は全英2位にランクインするヒット作となった。その後はチャリティ・アルバムや他のアーティストの作品へのゲスト参加以外は表立った活動をしなかったが、2005年12年の沈黙を破ってアルバム「エアリアル」を発表、シングルカットされた「キング・オブ・ザ・マウンテン」もヒットするなど健在振りをみせた。2011年セルフカバーアルバム「ディレクターズ・カット」とオリジナルアルバム「雪のための50の言葉」をリリース。他のソロアルバムに「ライオン・ハート」(1978年)、「魔物語」(’80年)、「ドリーミング」(’82年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケイトブッシュ」の意味・わかりやすい解説

ケイト・ブッシュ
けいとぶっしゅ

ブッシュ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「ケイトブッシュ」の解説

ケイト ブッシュ

生年月日:1958年7月30日
イギリスのミュージシャン

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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