最新 地学事典 「ケニンジャイト」の解説
ケニンジャイト
kenningite
斜長岩質脈岩。先カンブリア時代のミグマタイトを岩脈として貫く。H.v.Eckermann(1938)命名。間粒状の玄武岩に似た組織を示す。斑晶斜長石はAn56~60,脱ガラス作用を受けた石基の組成はAn53の斜長石に近い。全岩組成から求めたノルム長石の量は83%に達する。斜長岩組成の半深成岩として注目され,斑れい岩質斜長岩マグマの存在を証拠立てるものとして注目された(A.F.Buddington, 1969)。
執筆者:諏訪 兼位
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

