ケヒリン石(読み)ケヒリンせき

最新 地学事典 「ケヒリン石」の解説

ケヒリンせき
ケヒリン石

koechlinite

化学組成Bi2MoO6鉱物直方晶系,空間群Cmca, 格子定数a0.5502nm, b1.6213, c0.5483, 単位格子中4分子含む。薄い四角板状結晶,土状集合。黄~緑黄色,透明,真珠~土状光沢,条痕淡緑黄色。劈開{010}に完全。硬度未決定,比重8.26。薄片では淡黄緑色,屈折率α2.52, β2.61, γ2.67, 2V(-)大,光分散vr強。ビスマスモリブデン鉱物を含む熱水鉱脈やペグマタイト脈中に自然蒼鉛などに伴う。日本では岐阜県中津川市蛭川恵比寿鉱山などから産出。名称はオーストリアの鉱物学者R.I. Koechlin(1862~1939)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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