現代外国人名録2016 「ケビンマクドナルド」の解説
ケビン マクドナルド
Kevin Macdonald
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1967年
- 出生地
- スコットランド・グラスゴー
- 受賞
- アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞(第72回,1999年度)「ブラックセプテンバー」,英国インディペンデント映画賞新人監督賞〔2000年〕「ブラックセプテンバー」,BAFTA賞最優秀英国映画賞〔2003年〕「運命を分けたザイル」,英国インディペンデント映画賞最優秀ドキュメンタリー賞〔2004年〕「運命を分けたザイル」,英国インディペンデント映画賞監督賞〔2007年〕「ラストキング・オブ・スコットランド」
- 経歴
- 映画俳優や監督などの伝記ドキュメンタリーを発表した後、1999年、’72年のパレスチナ人によるテロ事件を克明に描いた「ブラックセプテンバー/五輪テロの真実」で長編監督デビュー。アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞し、その才能を高く評価される。その後、「運命を分けたザイル」(2003年)など秀作ドキュメンタリーを次々と手がける。2006年初めての物語映画として、ウガンダの元大統領アミンを題材にした「ラストキング・オブ・スコットランド」(アミン役のフォレスト・ウィテカーはアカデミー賞主演男優賞)を撮り、英インディペンデント映画賞監督賞など数々の賞を受賞。2007年“人道に対する罪”で裁かれたナチスの戦犯・クラウス・バルビーの生涯を描いた「敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜」を監督。他に「消されたヘッドライン」(2009年)、「第九軍団のワシ」(2010年)、「ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」(2012年)、「わたしは生きていける」(2013年)、「ブラック・シー」(2014年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報