ケルビングローブ博物館(読み)ケルビングローブはくぶつかん(英語表記)Kelvingrove Art Gallery and Museum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケルビングローブ博物館」の意味・わかりやすい解説

ケルビングローブ博物館
ケルビングローブはくぶつかん
Kelvingrove Art Gallery and Museum

イギリススコットランド中西部のグラスゴーにある美術・博物館。1901年のグラスゴー万国博覧会の一環として公開されたのち,1902年正式に開館した。収蔵品のなかではサルバドール・ダリの『十字架の聖ヨハネのキリスト』(1951)が有名。そのほか,イタリア・ルネサンスの絵画(サンドロ・ボティチェリなど),17世紀オランダ,フランドルの絵画(レンブラント・ファン・レインなど),印象主義を中心とする 19~20世紀フランスの絵画(クロード・モネ,ピエール=オーギュスト・ルノアール,カミーユ・ピサロなど),スコットランドの美術全般,金銀細工,武具陶磁器や,民俗,自然史資料などを収蔵する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android