普及版 字通 「ケン・うむ・おこたる」の読み・字形・画数・意味
人名用漢字 10画
[字訓] うむ・おこたる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は卷(巻)(かん)。卷は獣皮などを巻きこむ形。人が疲労して、身を屈して休息する形に似ている。〔説文〕八上に「罷(つか)るるなり」とあり、疲れてものにむことをいう。
[訓義]
1. つかれる、うむ、おこたる、うずくまる。
2. やすむ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヲコタル・ウミヌ・ウム・モノウシ・タユム・ツカル・イタム
[語系]
giuanは(勤)ginと声近く、勤苦によって労するので、二語は表裏の関係にある。
[熟語]
厭▶・眼▶・客▶・極▶・勤▶・苦▶・憩▶・色▶・世▶・惰▶・怠▶・鳥▶・敗▶・憊▶・煩▶・筆▶・弊▶・悶▶・游▶・容▶・慵▶・懶▶・略▶・旅▶・労▶
[下接語]
懈・・衰・息・怠・疲・罷・筆・労
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報