ケーニッヒ-クノール合成(読み)ケーニッヒクノールゴウセイ

化学辞典 第2版 の解説

ケーニッヒ-クノール合成
ケーニッヒクノールゴウセイ
König-Knorr synthesis

1901年W. KönigとE. Knorrによって報告されたグリコシド合成法.アセチル化糖にハロゲン化水素を作用させると得られるアセトハロゲン糖を,炭酸銀や酸化銀の存在下にアグリコン(アルコールフェノールなど)と反応させて配糖体を得る方法.ハロゲン化水素としてはHBrがもっともよく用いられる.

反応の際に,ハロゲンとアルコキシル基の立体配位は反転する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む