20世紀西洋人名事典 「ゲオルギイジューコフ」の解説
ゲオルギイ ジューコフ
Georgii Konstantinovich Zhukov
1896.12.2 - 1974.6.18
ソ連の軍人。
元・ソ連邦国防相。
カルーガ生まれ。
1907年より働き始める。’15年ロシア陸軍、’18年赤軍に入隊する。’19年ソ連共産党に入党。’39年ノモンハンの戦いで戦車部隊を指揮し、’41年赤軍参謀総長となる。独ソ戦開始後モスクワ防衛司令官となり’43年元帥。’44年ナチス軍を撃退、ベルリンに入場。’46年陸軍総司令官となるが、’47年オデッサ地方軍管区司令官に左遷された。’53年第一国防次官、党中央委員となり、’55年国防相。’57年同職を解任され退役。
ゲオルギイ ジューコフ
Georgii Aleksandrovich Zhukov
1908 -
ソ連のジャーナリスト,政治活動家。
プラウダ紙政治評論員。
ウクライナ出身。
1927〜46年新聞記者、雑誌寄稿家となる。’32年大学を卒業。’43年ソ連共産党に入党する。’46〜57年「プラウダ」紙編集局に勤務し、’52〜57年同紙副編集長を務める。’57〜62年ソ連邦閣僚会議対外文化連絡国家委員会議長となる。’62年5月より「プラウダ」紙政治評論員、ソヴェート平和擁護委員会副議長を務める。’60年レーニン賞を受賞。’81年第26回党大会選出ソ連邦共産党中央委員候補。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報