デジタル大辞泉 「ゲベルバルカル」の意味・読み・例文・類語 ゲベル‐バルカル(Gebel Barkal) スーダン北部、首都ハルツームの北約400キロメートルにある砂岩の山。紀元前1450年ごろ、古代エジプト新王国第18王朝のトトメス3世がこの地を征服、領土の南限とし、都市ナパタを建設。神殿・宮殿・墓所などの遺構がある。2003年「ゲベルバルカルとナパタ地域の遺跡群」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。ジェベルバルカル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のゲベルバルカルの言及 【ナパタ】より …確実な遺構は未発見だが,ナイル川第4急湍(きゆうたん)下流左岸付近と推定される。対岸のゲベル・バルカルGebel Barkalに第25王朝の創始者ピアンキ王やタハルカ王らの造営になるアメン・ラー神殿,メロエ王朝諸王のピラミッドなどがみられる。【中山 伸一】。… ※「ゲベルバルカル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by